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2018年10月02日インド洋三重会合点付近で再び4連発、前回は直後にインドネシアM7.5


 
2018年09月28日にM5クラスが3連発したインド洋三重会合点付近で再び地震が発生しており、日本時間10月01日午後から02日未明にかけてM5を超える地震が4回続いている。前回の連発直後にはインドネシアでM7.5の大地震へと繋がっていった。

インド洋三重会合点で連発地震

アフリカプレート、インド・オーストラリアプレート、それに南極プレートが交差するインド洋における三重会合点の付近では日本時間09月28日の午後から夕方にかけてM4.9、M5.5、M5.6と3回の地震が相次いで発生、その後3日間沈黙していたが日本時間10月01日の午後から再び4度の地震が起きている。

10月01日15:02 M5.1 インド洋三重会合点付近
10月01日16:21 M5.3 インド洋三重会合点付近
10月02日03:12 M5.2 インド洋三重会合点付近
10月02日03:16 M5.7 インド洋三重会合点付近

震源の深さは09月28日と同様、全て10kmと非常に浅い位置で起きており周辺における群発地震の様相を呈しているが、まず知っておきたいのが前回の3連発が直後のインドネシア大地震に繋がっていた点だ。

09月中旬以降世界的に沈静化しつつあった地震活動だが、09月28日の午後に起きたインド洋三重会合点付近における3連発の40分後にインド・オーストラリアプレートの反対側に当たるインドネシアでM6.1、そしてその3時間後にM7.5の大地震へと繋がっていったのである。

地震活動はその後09月30日のフィジーM6.6へと波及しており、インド洋三重会合点付近の連発がこれらの地震の基点になっていたとすれば、今回の4連発がもたらす影響を注視すべきだろう。
 

南側地震でもその後揺れていた南海トラフ

次に今回の4連発で注目されるのはその直前にプレート境界を南に沿った位置でM5.1の地震が観測されていた点だ。

10月01日13:27 M5.2 インド洋プレート境界付近

深さが10kmであったことからこの地震が再びのインド洋三重会合点付近での4連発に影響を与えた可能性も否定出来ないが、ここで前回、09月28日にインド洋三重会合点付近で3連発した際に日本に与える影響について紹介した内容を振り返っておく。

20世紀以降、インド洋三重会合点から近い場所で起きてきた類似条件における地震ではその後伊豆・小笠原や南海トラフでの強い地震が発生していたことがわかっているが、今回南側で起きた地震の震源も、過去の事例に照らすとその後南海トラフが揺れていたケースが目立っているのである。

09月28日の3連発と10月02日にかけての4連発の震源からプレート境界を南に沿った位置で発生した地震の周辺では、今回同様の浅い20km以下の深さで過去に数回、M5以上が起きていた。

それら4回のうち3回において、2ヶ月以内に南海トラフ関連でのM5以上が記録されていたのである。

1960年11月の事例では1ヶ月後に三重県南部でM6.0・震度4、1994年の際には3週間後に沖縄本島南方沖でM6.2・震度1が起きその後大隅半島東方沖でM6.0・震度4が発生していた。

また直近で起きていた例もあり、2006年09月23日にアフリカ・南極プレートの境界付近でM5.0が起きると、そのわずか3日後に伊予灘でM5.3・震度4が観測されていたのである。

インド洋三重会合点付近における過去の事例と合わせ、新たに起きた南側の震源についても今後の南海トラフでの地震に注意が必要、と言えそうだ。
 
※画像はUSGSより。