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国内地震 地震予測 発生地震

2018年10月04日千葉県東方沖で震度4の地震、千葉や茨城でのM5以上に繋がる可能性

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10月04日の00:15に千葉県東方沖でM4.6・震度4の地震が発生した。千葉県東方沖としては珍しいとは言えない揺れであったが、今後に関しては注意しておくべき点もあるようだ。

スロースリップ時と類似の深さで震度4

日本国内で震度4以上の地震が観測されたのは10月01日の胆振地方中東部M4.9・震度4(関連記事)以来3日ぶりで、千葉県東方沖としては07月07日のM6.0・震度5弱(関連記事)以来3ヶ月ぶり。

07月07日のM6.0・震度5弱は深さ57kmの地点で起きていたが、今回の地震の震源の深さは約30kmとされている。房総半島沖では06月にスロースリップが発生、強い揺れに対する警戒が呼びかけられると共に地震が相次いだが(関連記事)、この時千葉県東方沖では06月末にかけて10回の有感地震が起き、震源の深さがいずれも10~30kmと浅かったことから、今回の地震もM6.0の余震というよりスロースリップによる影響によって発生した一連の地震との関連から捉える必要がありそうだ。

M4.6という規模からは決して珍しいとは言えない今回の地震だが、今後については2つの点から注意しておく必要があるだろう。

千葉・茨城でのM5以上に繋がる可能性

まず10月03日の夕方以降、千葉や茨城における小さな地震が複数回発生している状況であると共に、震源の深さが異なる位置でも起きていることから、関東地方での今後の発震を注視すべきであること。

10月03日17:42 M2.7 茨城県南部(深さ65km)
10月03日20:11 M3.1 茨城県南部(深さ51km)
10月03日20:55 M2.9 茨城県沖(深さ12km)
10月04日00:17 M2.9 茨城県北部(深さ107km)
10月04日01:06 M2.6 神奈川県東部(深さ123km)
10月04日01:54 M2.5 千葉県北西部(深さ56km)

そしてもう1点が、今回の震源付近における地震後には千葉や茨城でのM5以上につながりやすい傾向があることである。

上記は東日本大震災以降、付近で発生してきた深さ30~50kmの震源をマッピングした図だが、今回の震源に近い場所で起きた5回の地震のうち、東日本大震災の数時間後と数日後という直近を除いた3回の事例ではいずれもその後千葉や茨城における地震が起きていたからである。

2011年07月01日に深さ35kmでM4.7が発生したケースでは6日後に茨城県沖でM5.9。また2016年07月05日のM4.5(深さ39km)の際には12日後に茨城県南部M5.0、その2日後に千葉県北東部M5.2、その翌日茨城県南部M5.0と震度4が3連続していた。

更に2018年01月01日に深さ46kmでM4.6が記録された時にも、その9日後に千葉県東方沖でM5.2が起きていたのである。

周辺を刺激し新たな揺れをもたらす恐れのある場所で今回震度4が発生した、と受け止めておくべきだろう。
 


 

※画像はUSGSより。


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