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2018年10月04日大隅半島東方沖でM4.3、目立つ南海トラフ震源地震へのつながり


 
2018年10月04日の17:21に大隅半島東方沖でM4.3・震度2の地震が発生した。最近の事例では南海トラフとの連動も目立つ場所だが、今回の震源位置における過去の事例ではその後どのような地震に繋がっていたのだろうか。

最近の目立った事例と南海トラフとの連動

大隅半島東方沖で有感地震が観測されたのは06月12日にM5.5・震度4とM4.0・震度2が相次いで発生して以来4ヶ月ぶり。

また最近の目立った動きとしては2017年04月29日の夜から05月01日の未明にかけて30時間あまりの間にM5.6・震度3を含む6回の地震が立て続けに起きた事例がある。

南海トラフ関連震源であるだけに、周辺の震源への影響が気になるところだが、その懸念は上記2例については杞憂とも言えないようだ。

というのも2017年の際にはその後06月20日に豊後水道でM5.0・震度5強が、また2018年06月12日の2度の地震では6日後に南海トラフ巨大地震前に増加する内陸地震のひとつとされる大阪府北部M6.1・震度6弱が起きていたからである。

これらの震源位置は今回と異なってはいたものの、大隅半島東方沖で短期間の間に連発する事態となった場合にはその後要注意と言えるだろう。では、今回の震源位置における過去の地震においては、その後どのような揺れに繋がっていたのだろうか。
 

わずか4時間後に三重県南東沖揺れていた事例も

今回のM4.3の震源位置は「北緯31.1度/東経131.5度・深さ約40km」であった。同緯度・同経度における深さ30~50kmの範囲で発生したM4以上地震は過去4回。

これらについてその後の目立った地震について追跡したところ、やはり南海トラフと関連する震源で地震が起きていたケースがあった。

1937年08月、1981年08月、1989年03月、2001年11月の4回で今回と類似条件でのM4以上が発生していたが、1937年と1989年の2つの事例では目立った動きはなかったものの、残る2つではその後南海トラフにおける気になる地震が起きていたのだ。

1981年08月06日に大隅半島東方沖でM4.9・震度2が発生した際には19日後に愛知県西部でM5.3・震度2の地震が、そして2001年11月11日の大隅半島東方沖M4.3・震度1のケースでは11月11日の22:47に大隅半島東方沖が揺れるとそのわずか4時間後の11月12日03:12に三重県南東沖でM5.5・震度2の地震が起きていたのである。
 
※画像は気象庁より。