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国内地震 発生地震

2018年10月05日沖縄本島近海でまたM5.0、群発南側の巨大地震引き起こす固着域側で

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09月中旬からM5クラスが頻発していた沖縄本島近海で10月05日の07:44に再びM5.0の地震が発生した。これまでの震源域との位置関係に照らすと、巨大地震を引き起こす固着域側で起きた地震だったようだ。

この地震では震度1以上が観測されなかったことから無感地震としての扱いとなるが、震源の深さもこれまでの群発地震と同様10kmと浅いことから一連の地震群の一環と考えて良いだろう。

沖縄本島近海では09月15日以降、M4.5以上の地震が24回発生しており、M5.0以上も今回を含め9回と多発しているが、前回09月27日のM4.6(関連記事)が震源域の北西側で起きていたのに対し今回のM5.0は震源域の南端付近で発生した。

今回の震源がまず注目されるのはこれまでの震源域よりも沖縄本島近海で巨大地震を引き起こす可能性があると指摘されている固着域側で起きた点である。

今年の08月に琉球大学や名古屋大学大学院の研究グループが沖縄本島南方の琉球海溝沿いに巨大地震を引き起こすプレート間の固着域が存在していることを発見したもので(関連記事)、09月26日には朝日新聞も「沖縄でも巨大地震の可能性 琉球海溝で『固着域』を発見」と報じたばかりだった。

今回の地震以降、更に南側の固着域側に震源域が広がる傾向が見られれば、沖縄本島近海における群発地震への注視を強める必要が生じてくることになる。

琉球海溝付近での巨大地震については07月に発表された地震調査研究推進本部の「長期評価の広報資料の改善について」において「Xランク:地震発生確率が不明」とされており、巨大地震発生の可能性は未知数であることも09月以降続いている群発地震の不気味さを際立たせている。

一連の地震の震源域が揺れた場合にその後日本国内でどのような地震が起きていたかについては09月15日にM5.4が発生した際に7例中5例で2ヶ月以内に南海トラフ関連震源でのM5以上が起きていた、として紹介している(関連記事)。
 


 

※画像はUSGSより。
関連URL:【朝日新聞】沖縄でも巨大地震の可能性 琉球海溝で「固着域」を発見


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