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国内地震 発生地震

2018年10月05日胆振地方中東部で本震当日以来の震度5弱、震源位置から見た傾向性は

2018/10/09

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10月05日の08:58に胆振地方中東部でM5.2・震度5弱の地震が発生した。今回の地震の震源位置と規模に照らすと、今後の地震活動に十分な注意が必要であるようだ。最近の震源位置について詳しく見てみると。

日本国内におけるM5以上の地震としてはわずか1時間前の07:44に沖縄本島近海でM5.0が起きたばかりだったが(関連記事)無感地震であったことから、震度1以上を観測したM5.0以上としては09月22日の沖縄本島近海M5.6・震度1以来約2週間ぶりとなる。

また震度5弱以上としては09月06日の平成30年北海道胆振東部地震の本震直後に発生していた胆振地方中東部M5.4・震度5弱以来である(関連記事)。

次に今回のM5.2についてだが、平成30年北海道胆振東部地震の震度7本震以降、胆振地方中東部で震度5弱以上が観測されたのは本震当日のM5.4・震度5弱以来3回目である。

M6.7の本震から約1ヶ月が経過したタイミングでの今回の震度5弱発生によって改めて周囲の活断層に対する刺激に懸念が広がるだろうが、それ以外にも気になる点がある。胆振地方中東部ではここ数日、強い地震が相次いでいるのだ。

まず09月30日に当初M5.0・震度4とされた地震(関連記事)はその後気象庁が震央名を日高地方西部とした上でマグニチュードを4.9に変更している。

また10月01日にも胆振地方中東部ではM4.7・震度4の地震が発生したばかりであることから(関連記事)、ここ1週間の間に平成30年北海道胆振東部地震に関連した震度4以上が今回で3回目となるのだ。

再び活発化してきた地震活動の今後に要注意と言えるが、今回のM5.2の震源位置を見てみるとその懸念を更に高めておくべきであることに気づくだろう。

上記4つの地震はそれぞれ以下を示している。

最左:平成30年北海道胆振東部地震本震
中左:09月30日日高地方西部M4.9・震度4
中右:10月01日胆振地方中東部M4.7・震度4
最右:10月05日胆振地方中東部M5.2・震度5弱

今回のM5.2・震度5弱の震源位置が09月30日の日高地方西部M4.9・震度4に極めて近かったことがわかるが、位置的に石狩低地東縁断層帯南部寄りである点に加えて、09月30日のM4.9よりも規模の大きなM5.2であったことから、今後更に強い地震に繋がっていく可能性が否定出来ない点の2つが、警戒を高めておく必要性がある理由となる。

今回のM5.2・震度5弱地震については10:15に気象庁が報道発表を行っているが、その中にも「今回発生した地震の周辺地域には、石狩低地東縁断層帯があることに留意してください」と明記されている。石狩低地東縁断層帯南部の30年地震発生予測はM7.7程度以上の地震が0.2%以下の確率で発生すると考えられている。
 


 

※画像は気象庁・Hi-netより。
関連URL:【Hi-net】2018年9月6日 平成30年北海道胆振東部地震 【気象庁】平成30年北海道胆振東部地震」について(第10報)


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