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国内地震 発生地震

2018年10月07日愛知県東部の中央構造線付近で20年ぶりのM5超え、三河地震の2日前にも

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10月07日の10:19に愛知県東部でM5.1・震度4の地震が発生した。中央構造線に近い位置で起きた地震だけに周辺への影響を注視していく必要があるだろうが、過去4回のM5超えの中には三河地震の直前に揺れていたケースも見られている。

愛知県東部で20年ぶりのM5以上地震

愛知県東部で有感地震が観測されたのは06月30日のM3.3・震度2以来3ヶ月ぶりで、2018年としては今回が3回目。有感地震の発生回数は2017年が2回、2016年が3回、2015年も3回、2014年が2回と少ないことから、比較的珍しい震源での地震だったと言えそうだ。

特に愛知県東部でM5以上を記録したのは過去約90年間で今回を除き4回と少なく、前回M5を超えたのが1997年03月16日のM5.9・震度5強であったことから、約20年ぶりに起きた強い地震だったと言うことが出来る。

次に今回の震源についてだが、今回の震源位置に近い場所には目立った活断層は見当たらず、前述した1997年のM5.9・震度5強が比較的近い位置で起きてはいたものの、他に目立った動きはない。

速報値で「北緯35.0度/東経137.6度・深さ約40km」とされている今回の震源位置と同緯度・同経度では過去に有感地震が発生した記録はなく、その点からは今後の傾向については何とも言えないが、気になる点もある。

三河地震の2日前にも愛知県東部でM5超え地震

まず今回の震源位置が中央構造線沿いであったという点だ。06月18日の大阪府北部M6.1・震度6弱(関連記事)においてその存在が大きな注目を集めた中央構造線と、中央構造線に沿った場所で地震が連鎖する可能性があることに照らせば、今回、M5を超える規模で刺激が加わった影響がどのような形で出てくるのか、見極める必要があるだろう。

愛知県東部という震源全体が中央構造線に近いという前提に立てば、実際に周辺における強い地震に繋がっていたケースは存在している。

2014年11月22日に愛知県東部でM2.9・震度1の地震が起きた際には、そのわずか13時間後に隣の長野県北部においてM6.8・震度6弱の長野県神城断層地震が起きていた。

また1945年01月11日に愛知県東部で今回同様M5を超えるM5.6・震度3が発生した時には、わずか2日後の01月13日に三河地震(M6.8)が起き、2,300名以上の死者・行方不明者を記録していたのである。

愛知県の三河港では09月22日にマッコウクジラの死骸が見つかったばかり(関連記事)のタイミングで今回の地震が発生したことも、今後への懸念を高める材料となりそうだが、更に10月02日には三重県南東沖や伊勢湾、それに遠州灘といった場所で深発地震が相次いだばかりだった(関連記事)。
 


 

※画像は気象庁より。


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