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2018年10月11日パプアニューギニアでM7.0、付近での大地震後に日本でも複数の大地震事例


 
2018年10月11日の日本時間05:48にパプアニューギニアでM7.0の大地震が発生した。今回の震源付近では03月にもM6.0を超える地震が相次いでいたが、20世紀以降に類似条件下で起きたM7.0以上大地震では、その後日本国内である特徴が見られていた。

03月に連発した付近でM7.0が発生

世界で起きたM7.0を超える大地震としては09月28日のインドネシアM7.5以来2週間ぶりで、2018年としては今回が12回目。1月・2月で5回の大地震が発生して以来、08月中旬まで途絶えていたにも関わらず、08月下旬以降7回を記録していることから、活発な地震活動が継続中という印象を与えている。

パプアニューギニア付近で2017年以降に発生したM6.0以上の地震を示したのが上記だが、水色で表した今回のM7.0大地震についてまず知っておきたいのは、上図でいくつもの地震が重なり合っている通り、つい最近も強い地震を連発した場所であったという点だ。

2018年03月下旬に、M6.3~M6.9の地震が3回立て続けに起きていたのである。

今回の震源の深さは40kmであったがこの時の3回の地震も33km~40kmの地点で発生しており、非常によく似た条件で起きた地震だったと言えるが、では当時、その後日本国内ではどのような地震に繋がっていたのだろうか。

05月下旬までの2ヶ月間に記録されたM5.0以上の地震を見るとまず目立つのが震度5を超える強い揺れを伴った地震が多い時期であったことだ。

島根県西部M6.1・震度5強根室半島南東沖M5.4・震度5弱長野県北部M5.2・震度5弱長野県北部M5.2・震度5強と相次いでいた他、震度4も5回観測されており、その後06月には大阪府北部M6.1・震度6弱が起きていたことも付け加えておく必要があるだろう。
 

4例中2例でその後日本でも大地震

今回の震源に近い場所で発生した2018年03月のケースではその後日本国内に比較的強い地震を多発させていたことがわかったが、では20世紀以降、同様に今回の震源位置に近い条件で起きてきた地震は、その後どのような揺れをもたらしてきたのだろうか。

深さ30~50kmの範囲で20世紀以降、今回の震源付近において記録されてきたM7.0を超える大地震は計5回。そのうち、2010年07月18日のM7.3と08月05日のM7.0をひとつのケースとしてカウントした4例について、その後2ヶ月間に日本国内で発生したM6.0以上について追跡してみると、際立った特徴が浮かび上がった。

4例のうち2例でM7.0を超える大地震が起きていたのである。2001年10月31日にパプアニューギニアでM7.0が発生すると、12月18日に与那国島近海でM7.3・震度4。

また1971年07月26日のパプアニューギニアM7.0では、わずか1週間後の08月02日に十勝沖でM7.0・震度5を記録していた。

パプアニューギニア今回の震源付近でM7.0以上が発生すると4例中2例でその後日本でも大地震。今回はどうなるだろうか。
 
※画像はUSGSより。