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2018年10月09日熊本県天草市で深海魚のサケガシラが打ち上げ、最近の傾向は


 
2018年10月09日の朝、熊本県天草市の海水浴場砂浜に深海魚「サケガシラ」が打ち上げられたと、10月11日に現地の熊本日日新聞が報じている。リュウグウノツカイと共に打ち上げが話題となることもあるサケガシラだが、最近の傾向は。

それによるとサケガシラは体長180cmあまりで、天草市の魚貫崎海水浴場に打ち上げられていたのが10月09日に見つかったと言い、「県内で見つかるのは珍しい」との県水産研究センターによるコメントが添えられている。

サケガシラは深海魚であることから打ち上げられた際にはリュウグウノツカイなどと同様、強い地震が起きるのではないかと囁かれるが、最近の事例を見る限り少なくともM5を超える地震発生との相関関係は薄いようだ。

2016年06月に福岡県で、11月には北海道で、また2017年にも2月から3月にかけて新潟県で相次いで見つかっていたサケガシラだが、2017年03月には新潟県で10匹が同時に打ち上げられていたにも関わらずいずれもその後強い地震にはつながっていなかった。

こうした点に照らせば今回の熊本県天草市における打ち上げもそれほど気にする必要はなさそうだ。

10月11日には毎日新聞が東海大学チームによる発表として「クジラ類の集団座礁、地震発生と相関なし」との話題を伝えたばかりだが、深海魚についても「チームはこれまでも深海魚の目撃例と地震の関連も検証したが、関係性は見いだせなかった」と言及されている。

深海魚が打ち上げられたり漂着した際の事例はリュウグウノツカイを中心に最近では07月22日に福井県で、06月には福岡県でそれぞれ打ち上げられていたが、どちらもその後強い地震は発生していない。

一方で2018年03月15日に鳥取県鳥取市沖で深海魚「オオクチイシナギ」が水揚げされた際には約3週間後の04月09日に鳥取県西部でM5.8・震度5強、01月06日に神奈川県二宮町でリュウグウノツカイが捕獲されると同日に伊豆半島東方沖M4.4と伊豆大島近海M4.6が発生したという例がある。

また2017年10月に奄美大島でリュウグウノツカイが見つかったときには、その12日後に奄美大島北東沖でM5.6・震度3の地震が起きていた。
 
※画像はGoogleMapより。
関連URL:【熊本日日新聞】ギョッ!深海から「サケガシラ」 天草市魚貫町 【毎日新聞】東海大チーム クジラ類の集団座礁、地震発生と相関なし