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2018年10月15日東京湾の千葉港付近で08月以来のクジラ目撃情報、海上保安庁が発表

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10月15日の午前、海上保安庁が東京湾の千葉港付近でクジラの目撃情報があったと伝え、付近を航行する船舶に注意を呼びかけている。

これは10月15日の14時に海上保安庁により発表されたもので、同日11:00現在、千葉港第三区千葉ポートパーク前面海域でクジラの目撃情報があったという。

東京湾の奥まった位置にまでクジラが侵入してきたということで話題になりそうだが東京湾ではクジラの出現や死骸漂流が06月以降目立っている。

06月18日に葛西海浜公園沖で目撃されたクジラは(関連記事)その後08月中旬まで断続的に出現(関連記事)、当初はテレビ各局が連日報じるなど注目を集めた。

当時、房総半島沖でスロースリップによる地震への警戒が呼びかけられており、06月16日と17日に千葉県北東部と群馬県南部で震度4・震度5弱の強い地震が相次いでいたことから東京湾におけるクジラの出現は地震との兼ね合いからも関心を呼び、06月26日の千葉県南部M4.3・震度4や07月07日の千葉県東方沖M6.0・震度5弱との関連が囁かれたのを覚えている人も多いだろう。

東京湾ではその後、09月16日にクジラの死骸が漂流していると報じられたが(関連記事)、この時死骸として漂流していたクジラの体長は約4mであった一方で、06月以降目撃が続いていたクジラの体長は13mとも15mとも指摘されていたことから、別の個体であった可能性が高いとみられる。

一方、今回目撃されたクジラの体長は海上保安庁による今回の発表には含まれていないため、06月以降08月まで目撃が続いていたクジラとの関係は不明。

数日前には東海大学のチームが「クジラやイルカの集団座礁と大地震の発生には相関関係が見いだせない」との研究結果を発表したばかりだけに、今回の目撃を地震と結びつけるのは早計だが、07月31日に久しぶりに目撃された際には同日、福島県沖でM5.4・震度4の地震が起きていたことや、09月16日に死骸の漂流が見つかった時にも2日後に埼玉県南部でM4.3・震度4が観測されていただけに、今回のクジラ目撃で強い揺れが発生するかどうか、注視しておいた方が良さそうだ。
 

※画像はGoogleMapより。
関連URL:【海の安全情報】【緊急情報】くじら目撃情報(東京湾北部) 【毎日新聞】東海大チーム クジラ類の集団座礁、地震発生と相関なし


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