181016-009newcaledonia

2018年10月16日ニューカレドニアでM6.4とM6.3、付近に目立つその後の南海トラフM5以上

Pocket

 
10月16日の日本時間09:28と10:03にニューカレドニアでM6.3とM6.4の地震が相次いで発生した。比較的近い場所では08月末にM7.1の大地震が起きたばかりだが、今回の震源付近における地震はその後1ヶ月以内に南海トラフに関連する震源でのM5以上が起きるケースが目立っていた。

08月29日M7.1から比較的近い場所で

発生直後の速報値ではM6.8との情報も流れていたことから南太平洋で再びの強い地震かと注目を集めたが、M6.5こそ超えなかったものの今回の地震は過去データからは要注意の場所と言って良さそうだ。

今回の地震の震源はどちらも深さ10kmと浅かったが、同様に浅い震源では上記水色で示した比較的近い場所で08月29日にM7.1の大地震が起きたばかりだった(関連記事)。

この時、M7.1の震源とよく似た条件で過去のデータを調査した結果「かなりの確率で数日以内に日本で比較的強い揺れがあった」と結論づけ注意を呼びかけていたが、8日後の09月06日に平成30年北海道胆振東部地震(M6.7・震度7)が発生していたことを説明する必要はないだろう。

また2017年11月20日のニューカレドニアM7.0においても、過去の傾向から「2ヶ月以内に南海トラフとの関連が疑われる場所が揺れていた」と紹介していたが、この時も12月20日に九州地方南東沖でM5.2の地震が起きていた。

では、今回の震源付近でこれまでに起きてきた類似の地震においては、その後日本国内でどのような揺れに繋がる傾向が見られてきたのだろうか。

7例中7例で南海トラフ関連M5以上が1ヶ月以内に

今回の震源にごく近い位置で発生してきたM6以上・深さ30km以下の地震7例についてその後の発震状況を追跡してみると、最も顕著だったのが1ヶ月以内に南海トラフ関連の震源でM5以上が全ケースで起きていたという特徴であった。

1981年の際には16日後に東海道南方沖M5.2、1953年の時は19日後に瀬戸内海中部M5.3・震度3と半月程度経ってからの地震であったが、それ以外は直近と言っていい時期にM5以上が観測されていたのだ。

1926年は8日後に沖縄本島近海M6.0、1944年には11日後に和歌山県北部M5.3、1961年のケースでは7日後に大隅半島東方沖M6.1。

そして1923年と2003年の事例では東南海地震の震源となる可能性が高い三重県南東沖がそれぞれ10日後にM5.4、9日後にM5.4と揺れていたのである。

東南海地震と言えばニューカレドニアでは1944年12月07日の昭和東南海地震に先立つこと約6ヶ月前にも今回の震源から非常に近い場所でM6.4の地震が起きていた。

今回の地震予測

1ヶ月以内に南海トラフ関連震源でM5以上の地震が発生する可能性。
 

※画像はUSGSより。


「地震ニュース」では地震の分析と過去データからの予測・前兆情報を全てオリジナル記事でご提供。新着記事配信登録でいち早くどうぞ。


follow us in feedly

読者アンケートにご協力下さい。読者アンケート

当サイトの著作物は無断転載・使用を固く禁じています。またリライトと判断される行為についても固くお断り致します。各種Webサイト・掲示板・動画・スマートフォンアプリなど形態を問わず権利侵害行為に対しては著作権法及びその他の法に基づき厳正に対処します。「無断転載禁止」をご覧ください。


Pocket