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2018年10月15日石川県穴水町の湾内でイルカの群れ目撃、最近の事例とその後の地震は

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石川県で10月15日に数頭のイルカの群れが湾内で目撃されたと地元紙が伝えている。複数の個体が出現した際の事例とその後発生していた地震についての例を紹介。

これは10月18日に中日新聞が報じているもので、石川県穴水町の穴水湾で10月15日に5~8頭のイルカの群れが確認されたという。

店舗のすぐ近くで泳いでいたということから湾内の深いところまで入り込んでいたものと見られる。

イルカやクジラの出現に関する話題としては10月15日午前に東京湾でクジラの目撃情報が海上保安庁によって発表されて以来となるが(関連記事)、この時は同日の夕方、栃木県北部でM3.7・震度4の地震が発生していた(関連記事)。

クジラなどの集団座礁は地震発生と相関関係がない、と10月上旬に東海大学による分析結果が明らかにされたばかりであることからもわかる通り因果関係は不明だが、「前兆を捉えていないとまでは言い切れない」とも語られていることから最近の事例について紹介しておくこととする。

イルカやクジラの出現や打ち上げは単体であるか複数であるか、それに湾内などで目撃されたのか打ち上げられたのかといった条件で区別して考えるべきであろうとの観点から、今回同様複数の個体が目撃されたといったケースについて最近の事例を紹介すると、北陸地方における直近のケースとしては09月初めに福井県小浜市の海岸近くで10頭前後のイルカの群れが現れた件が挙げられる。

今のところ周辺での強い地震は発生していないが、その一方で関連が疑われる例もある。06月上旬に岡山県の瀬戸内海で数十頭のイルカの群れが出現すると06月18日に大阪府北部でM6.1・震度6弱の地震が起きていたのだ。

また05月下旬に宮城県石巻市で2頭のイルカが迷い込んだ際には05月29日に宮城県沖でM4.2・震度2、08月上旬に愛媛県今治市の沖合にイルカの群れが出現すると09月初めに山口県北西沖でM4.7・震度3といった地震が発生していた。

他にも05月中旬に京都府宮津市で5頭以上のイルカの群れが現れると05月25日に長野県北部M5.2・震度5強や03月下旬にかけて富山県氷見市でイルカの目撃が相次ぐと04月09日に島根県西部でM6.1・震度5強といった地震に繋がっていたこともあった。

2017年にも01月末に福島県でイルカの群れが見られた際02月11日に福島県沖でM5.2・震度3が起きたり、07月中旬に茨城県の海水浴場に数十匹のサメが入り込むと翌日福島県沖でM5.6・震度4が発生したり、といった例が見られていた。
 

関連URL:【中日新聞】数頭のイルカ 穴水湾で確認 【毎日新聞】東海大チーム クジラ類の集団座礁、地震発生と相関なし


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