181022-011fukushimakenoki

2018年10月22日福島県沖でM4.9・震度4、再び福島県沖でM5.0超える地震発生するケースも


 
10月22日の19:47に福島県沖でM4.9・震度4の地震が発生した。地震の多い震源として知られる福島県沖だが、今回の震源付近が揺れた過去4例では、その後1ヶ月以内に同じ福島県沖で再び地震が起きるケースが目立っていた。

福島県沖で再びM5.0以上の恐れも

福島県沖では10月20日にもM4.1・震度2の地震が起きていた他、震度4以上としては08月11日のM5.0・震度4以来2ヶ月ぶりで、2018年の震度4以上としては今回が4回目であった。

東日本大震災以降のM5以上をマッピングした上記の図からもわかる通り付近では数多くの地震が発生しており、今回の地震も震度4を記録したとは言え際立った特徴があるとは言い難い。

しかしながら付近で発生してきた過去の地震数例からはある特徴も浮かび上がってくる。今回の震源の深さは約50kmとされているが、東日本大震災以降深さ50km以下の今回の震源近くで起きてきたM5以上の地震4例ではその後1ヶ月以内に再び福島県沖でM5.0を超える地震が起きていた事例が多かったのである。

2012年04月の事例では翌日にM6.0・震度4が発生していたのをはじめ1ヶ月以内に福島県沖でM5.0以上が3回。また2015年05月のケースでは12日後にM5.0・震度4。更に2017年02月の際にも12日後にM5.4・震度4。

唯一、1ヶ月以内に福島県沖でM5.0を超える地震が起きなかった2013年05月の時にも、6日後にM4.9・震度3、半月後にM4.7・震度4の地震がそれぞれ福島県沖で記録されており、似た展開であったと言えるのだ。
 

東北地方に複数のシグナルが点灯

東北地方太平洋側については現在、強い地震に対するシグナルが複数出ている状態である。10月18日に千葉県東方沖で発生したM4.9・震度2の地震で付近における類似条件の過去データから6例中4例で東北地方M6クラスに結びついていた他、10月12日の千葉県北東部M5.3・震度4においても関東から東北地方にかけてのM6・M7クラスに繋がっていく可能性がある、と紹介していた。

また09月17日のフィジー南方M6.5でも過去の事例から東北地方太平洋側M6クラスが起きる恐れ、09月02日の小笠原諸島西方沖M5.7についても日本海溝沿いなどでのM6以上の可能性、08月18日のインドネシアM6.5では3ヶ月以内に東北地方太平洋側でM7クラスが起き得るなどと指摘していたのである。

東北地方太平洋側における強い地震はいつ起きてもおかしくない、と過去の事例からは言える状況だが、果たして発生するのだろうか。
 
※画像はUSGSより。