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2018年10月26日ギリシャでM6.8、4日前にはカナダで3連発など世界的な地震活動活発化の傾向

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10月26日の日本時間07:54にギリシャでM6.8の強い地震が発生した。4日前にカナダでM6.5以上が3連発したばかりのタイミングだった。

大地震4回発生した08月からの流れ

世界で発生したM6.5以上の地震としては10月22日のカナダにおけるM6.6・M6.8・M6.5の3連発以来わずか4日ぶり(2018年10月22日カナダでM6.5以上が3連発、3ヶ月以内に日本や台湾でM7以上大地震の可能性も)であった。

2018年は08月に4回のM7以上大地震を含むM6以上22回という活発な地震活動を記録、09月はM6以上が12回と減少していたが、10月は26日までにM6以上が15回と再び増加傾向を示している。

09月下旬の段階で過去の類似事例から10月は再びM6以上が増える可能性があると紹介しており(M6以上22回・M7以上大地震4回だった2018年08月と27日現在M6以上08回の09月で10月の傾向は)、08月の2/3程度の「15回程度ということになる」と指摘していたが、今のところ予測通りと言ってよいだろう。

ギリシャM6.5以上後に日本が揺れていたケースも

ギリシャにおける地震が日本に直接影響するというよりは、世界的な地震活動の活発化の中でその影響を受ける可能性がある、という捉え方から今回のギリシャM6.8付近で過去に起きてきたM6.5以上とその後の世界的な地震活動を追跡してみると、やはり日本でも強い地震が発生していたケースが見られた。

1948年04月22日に今回の震源に近い場所でM6.5が起きると、2ヶ月以内に世界でこれだけのM6.5以上が記録されていたのである。

1948年04月22日 M6.5 ギリシャ
1948年05月09日 M6.7 大隅半島東方沖(気象庁M6.4・震度4)
1948年05月11日 M6.6 ペルー
1948年05月12日 M6.8 宮城県沖(気象庁M6.6・震度3)
1948年05月15日 M7.1 アラスカ
1948年05月23日 M6.5 ニュージーランド
1948年05月25日 M7.1 中国
1948年06月15日 M6.7 紀伊水道(気象庁M6.7・震度4)

また2015年11月17日にギリシャでM6.5が発生すると、ペルーやブラジル、インドネシアそれにメキシコ、フィリピンなどで2ヶ月以内にM6.5以上が10回起きた後、2016年01月14日に浦河沖でM6.7・震度5弱を記録していたケースもあるが、ギリシャにおける今回の震源付近で過去に観測されてきた7例中、その後日本で見られたM6.5以上の事例はこの2つであることから、あくまでこうした例も過去に見られたという形で受け止めれば良いだろう。

しかし、今後世界でM6.5を超える地震が多発する場合には改めて日本でも警戒を高める必要が出てくると言える。
 

※画像はUSGSより。


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