地震予測

「5年以内にスーパー南海トラフ巨大地震」専門家が指摘「津波だけで46~47万人の被害者」

2018/07/11

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専門家がメディアで「5年以内にスーパー南海トラフ地震が来ると見ている」と指摘し注目を集めているようだ。


これは9月1日に「週刊女性PRIME」が掲載した「次の大災害を予想(3)スーパー南海トラフ地震『群馬の館林あたりまで水が入る』」という記事の中で立命館大学の高橋学教授が語っているもので、30年以内に70%の確率で発生するとされている南海トラフ地震が更に強力な「スーパー南海トラフ地震」として「5年以内に来ると見ています」と発言。

「フィリピン、台湾、沖縄、西日本、東京まで動くスーパー南海トラフ地震が『すでに動き始めているとみてもいい』と指摘する。」「私は5年以内に来ると見ています。」

津波だけで46~47万人の被害者という想定外の規模だが、東京から台湾・フィリピンまでが動く超巨大地震が起きうるのだろうか。まず知っておきたいのが「超東海地震」の可能性だろう。Wikipediaで「東海地震」を見ると「超東海地震」という項目が設けられておりこう説明されている。

「想定東海地震の3倍の地殻変動を伴う「超東海地震」が、1000年周期で発生する可能性が指摘されている。産業技術総合研究所活断層研究センターおよび北海道大学の研究グループが行った浜岡原子力発電所付近のボーリング調査の結果から推定されたもので、このような地震は少なくとも過去5000年間に3回起きており、2400年前の地震の後にも年代は特定できないが同様の地震がもう一度あったと見られている。」

また、南海トラフが琉球海溝と連動して超巨大地震となる可能性があることも主張されており、同じくWikipediaの「連動型地震」には「琉球海溝を含む連動地震」としてこのように記述されているのである。

「南海トラフより、同トラフ南西端から続いている奄美群島沖の琉球海溝(南西諸島海溝)までの全長約1000kmの断層が連動して破壊されることで、震源域の全長も2004年のスマトラ島沖地震に匹敵する非常に細長い領域におけるM9クラスの連動型地震、あるいはM9クラスの二つの超巨大地震が連動して発生する可能性があると固体地球惑星物理学の古本宗充は指摘している」

南海トラフ巨大地震の最大級としては東海・東南海・南海地震が連動した1707年の宝永地震M8.6と言われているが、更にこれに別のタイプの地震が加わった場合、3連動の南海トラフ巨大地震と比べても津波の高さが最大2倍になる地震も起こりうるとされている。

「東海・東南海・南海の3連動型地震に加えて、津波地震と推定されている1605年の慶長地震の震源域とされる南海トラフ寄りの領域(プレート境界のうち特に浅い部分)が連動した場合にM9クラスの超巨大地震となる可能性が指摘されており(東大地震研究所教授 古村孝志)、津波の高さも3連動型地震と比べて1.5倍から2倍になる可能性がある」

高橋学教授は7月末にも日刊ゲンダイで5年以内の南海トラフ巨大地震発生を予測していた(関連記事)が、今回登場した「スーパー南海トラフ地震」という言葉が何を意味しているのかわからないもののこうした超巨大地震に発展する恐れもあるという点からの知識は持っておいたほうが良いだろう。
 


 

 



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