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胆振地方中東部で1ヶ月ぶりの震度4、以前の震源との位置関係は


 
2018年11月14日の19:07に胆振地方中東部でM4.7・震度4の地震が発生した。10月上旬に震度4以上が相次いだ同震源だが、それらの震源と今回の位置関係に何らかの特徴はあるのだろうか。

胆振地方中東部で1ヶ月ぶりの震度4

胆振地方中東部で震度4以上を観測したのは10月12日のM4.6・震度4以来1ヶ月ぶり。

同震源における有感地震は11月13日にもM2.3・震度1とM2.6・震度1が起きるなど活発な印象を与えているが、09月06日のM6.7・震度7本震以降、有感地震数は着実に減少傾向を示している。

200回以上を観測していた09月から10月は35回、11月は約半分が過ぎた現在までに今回の震度4を含め8回と減っているからである。

とはいえ今回が22回目となった胆振地方中東部における震度4以上の地震は今後も続く可能性を否定出来ない。
 

最近の震源位置との比較では

次に今回の震源位置を詳しく見てみよう。09月30日から10月上旬にかけて6回の震度4以上が相次いだ胆振地方中東部付近における震源と今回の震源を比較した図が上記である。

Hi-netが公開している震源分布図で一番右側が今回の震度4を示しているが、いずれの地震も本震以来、動向が注視されてきた石狩低地東縁断層帯の南部に近い場所で起きていることがわかる。

また、震度4以上を記録している地震の震源がどれも微妙にずれており、石狩低地東縁断層帯南部全体に刺激を与えている可能性も否定は出来ない点が懸念材料と言えよう。

左:09月30日日高地方西部M4.9・震度4
↓:10月01日胆振地方中東部M4.7・震度4
↓:10月05日胆振地方中東部M5.2・震度5弱
↓:10月08日M4.4・震度4、10月09日M4.2・震度4
↓:10月12日M4.6・震度4
右:11月14日M4.7・震度4

石狩低地東縁断層帯南部は30年以内に0.2%以下という確率ではあるものの、M7.7程度以上という強い地震を引き起こす恐れがあることから、引き続き警戒が必要である。
 
※画像はHi-netより。
関連URL:【Hi-net】2018年9月6日 平成30年北海道胆振東部地震