181115-009Kamchatsk

カムチャッカ半島でM6.0地震、北海道への波及事例と揺れていた意外な場所


 
2018年11月15日の日本時間06:21にカムチャッカ半島でM6.0の地震が発生した。深さ50km台だった今回の地震と似た条件で起きていた地震はその後北海道方面に繋がっていたのだろうか。意外な場所でも揺れていた。

カムチャッカ半島付近では東側で起きた今回の地震とは反対側に当たる西側の沖合で10月13日にM6.7の強い地震が観測されて以来のM6以上地震であった。

10月13日のM6.7は深さ461kmと深かったが今回の震源は深さ58.7kmであった点が異なっており、20世紀以降、付近で記録されてきた深さ50~100kmにおけるM6以上の地震は2回。

1983年08月17日のM7.1(深さ62.6km)と2004年04月14日のM6.2(深さ51.3km)である。

これらについてその後日本国内で発生した地震について追跡すると、どちらも北海道におけるM5以上に繋がっていたことがわかった。

1983年のケースでは8日後に択捉島南東沖でM5.6、また2004年の事例でも3週間後に釧路沖でM5.7とM5.4の地震が起きていたのである。

更に関連は不明ながら、カムチャッカ半島における今回との類似地震2例いずれでも約1週間後に南海トラフ関連の震源が揺れていたのが目立つ。

2004年の際には7日後に日向灘でM5.0・震度3、1983年の時には9日後に大分県北部でM6.6・震度4という強い地震が起きていたのだ。

もうひとつ、どちらの事例でも数ヶ月後に三重県南東沖におけるM7以上大地震が記録されていた点も共通している。

1983年08月から5ヶ月後の1984年01月01日には三重県南東沖でM7.0が、また2004年04月の場合も同じ5ヶ月後に三重県南東沖でM7.4とM7.1を観測した紀伊半島南東沖地震が発生していたのである。
 
※画像はU.S. Geological Surveyより。