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日向灘と紀伊水道が再び24時間以内のコンボ、前回は翌日愛知県東部震度4


 
2018年11月15日に日向灘と紀伊水道でそれぞれ有感地震が発生した。以前にも紹介した通り24時間以内のコンボとなるケースが多いこれらの震源だが、南海トラフにおける地震活動に照らせば無視は出来ない。これまでの事例ではその後強い地震に結びつく展開も見られていた。

日向灘と紀伊水道がまたコンボ、前回は翌日愛知県東部震度4

2018年11月15日00:07 M3.4 震度1  日向灘
2018年11月15日12:29 M2.9 震度1  紀伊水道

日向灘と紀伊水道は24時間以内に互いに揺れ合うことが多く、どちらも有感地震発生数が少なくないとは言え、東日本大震災以降、今回が15回目となる。

前回は2018年10月06日の04:21に紀伊水道M3.4・震度1が起きてから14時間後の18:40に日向灘でM2.7・震度1という形で、その前は2017年12月10・11日であったが、他にも2018年05月25・26日に24時間以内ではなかったものの30時間という間隔でそれぞれ揺れあうなど近い時期で互いに地震を引き起こしていた事例は更に多い。

では、日向灘と紀伊水道という南海トラフ巨大地震を考える上で無視できない2つの震源が24時間の間に揺れあっていたケースでは、その後特徴的な地震は発生していたのだろうか。
 

日向灘と紀伊水道コンボ後の南海トラフ地震は

日向灘と紀伊水道が24時間以内に揺れ合う展開では、その後南海トラフや琉球海溝といった場所で1ヶ月以内にM5を超える地震が起きる場合が少なくない。

前回、10月06日の際はどうだったかと言えば翌日10月07日に愛知県東部でM5.0・震度4。またその前となる2017年12月10・11日の時には9日後に九州地方南東沖でM5.2・震度1の地震が発生していたのだ。

他にも1ヶ月後に三重県南東沖M5.0、3週間後に日向灘M5.2や九州地方南東沖M5.6など1ヶ月以内の南海トラフM5以上の例が複数存在しており、中にはM6を超える地震が起きていたケースもある。

2011年07月30・31日に紀伊水道と日向灘が揺れ合うとその翌日に駿河湾でM6.2・震度5弱が発生していたのである。

これまでの14事例中、南海トラフでM5以上が起きていたのが5事例であるのに加え、琉球海溝沿いでM5以上が観測されていた例も5例あることから14事例中10例で南海トラフ・琉球海溝におけるM5以上に繋がっていた。

また24時間以内ではなかったものの、30時間差でコンボしていた例として挙げた2018年05月25・26日の際にも、06月12日に大隅半島東方沖でM5.6・震度4が起きた後、06月18日には大阪府北部地震が発生していたのである。
 
※画像は気象庁より。