2016年09月16日富山地方気象台が「富山県東部でまとまった地震活動」と発表


 
2016年9月16日に富山地方気象台が富山県東部でまとまった地震活動が発生しているとする資料を公開した。

これは8月末頃から富山県東部(黒部湖の北側付近)で規模は小さいながらもまとまった地震活動が発生しており、9月12日頃から更に活発になっているというもの。

場所は立山町と黒部市の境界付近で、地震の規模は最大でもM2前後ではあるが8月以降約300回観測されているということから地震活動が急増している様子がわかる。

震源地から南西に約10km離れている立山連峰の弥陀ケ原における火山活動はないということだが、気象庁では観光客に注意を呼びかけているという。

政府の地震本部が公開している資料によると、今回の震源に近い場所にある断層は牛首断層帯や跡津川断層帯で、牛首断層帯は最大でM7.7程度、また跡津川断層帯は最大でM7.9程度の地震が発生する可能性があるが、今後30年以内の発生確率はいずれも「ほぼ0%」とされている。

過去には1858年の飛越地震(M7.0~M7.1)が跡津川断層帯で発生したものと見られているなど強い地震が起きたこともあること、また9月16日に紹介したNHKスペシャル内で指摘されていた今後地震が起きる可能性がある2箇所のうち1つが今回の震源から比較的近い糸魚川-静岡構造線断層帯である点も思い出しておいたほうがよいかもしれない。