181125-010カリブ海M6.0

カリブ海でM6.0、過去ほとんど起きなかった場所で珍しい地震


 
11月25日の日本時間12:40に中米カリブ海でM6.0の地震が発生した。これまでに殆ど起きてこなかった場所における珍しい地震であったが、過去1回の事例の際はその後日本国内で強い地震が相次いでいた。

世界でM6.0以上の地震が観測されたのは11月19日のフィジーM6.7以来6日ぶりで11月としては11回目。M6以上地震発生数は10月が17回、09月が12回、08月が22回であった。

今回の地震はコロンビアやニカラグア、パナマなどに面したカリブ海で発生したが、これまでにM6以上の地震が殆ど起きてこなかった場所であった点が特徴である。

ごく近い場所では1926年03月17日にM6.9の地震が記録されている程度で、震源の深さは今回が10kmとされているのに対しこの時は25.0kmであった。

類似事例が1例のみであることから今後の傾向分析に活かすことは出来ないが、この1926年のM6.9発生後、日本国内でどのような地震が起きていたか追跡してみると気になる場所で強い地震が観測されていたことがわかった。

カリブ海における地震から1ヶ月以内に日本国内でM6を超える地震が4回発生していた他、南海トラフで3回もM5を超える地震が起きていたのである。

カリブ海M6.9の3日後に青森県東方沖M6.0・震度2、その5日後に釧路沖M6.3・震度4、更に1週間後三重県南東沖M6.5・震度3、また5日後に十勝沖M6.1・震度2。

南海トラフでは三重県南東沖M6.5の他、十勝沖M6.1と同じ1926年04月07日に日向灘でM5.5・震度2とM5.1・震度1という地震が記録されている。

カリブ海M6.9から約半月の間に日本国内で強い地震が相次いでいた形だが、1926年にはカリブ海M6.9の8日前に根室半島南東沖でM6.4・震度3の地震が起きていたのに対し今回の場合は11月05日に国後島付近でM6.2とカリブ海地震前に北海道でM6を超える地震が発生していた点が共通している。
 
※画像はU.S. Geological Surveyより。