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2016年10月20日硫黄島近海でM6.0の地震発生、今年既に7回目となる有感地震で噴火への注意も

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10月20日の15:27に硫黄島近海でM6.0の地震が発生した。震度こそ1だったが規模の大きな地震だけに今後に留意しておく必要があるだろう。

硫黄島近海でM6.0の地震発生

硫黄島近海を震源とする有感地震は8月10日のM4.9・震度1以来だが、その5日前の8月5日にはM6.3・震度2の地震が発生していた。日本国内でM6.0以上の地震を観測したのは9月23日の関東東方沖M6.5以来約1ヶ月ぶりであった。

今回の地震の震源は下記の図の水色の点だが、これはUSGSで過去30日以内に発生したM4.5以上の地震をマッピングしたものである。伊豆・小笠原海溝からマリアナ海溝に至るライン上で多発傾向にあること及び9月23日の関東東方沖M6.5を始めとする三重会合点付近で頻発していた地震群と必ずしも無関係とは言えないことが震源の位置からはわかるだろう。

この意味ではまず、太平洋プレートとフィリピン海プレートがぶつかり合う伊豆・小笠原海溝における強い地震、そして太平洋プレートと北米プレートがぶつかっている日本海溝付近での地震それぞれに注意しておく必要がある、と言える。

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「世界一危険な火山」硫黄島

また硫黄島近海で起きた有感地震の最近の特徴としては、8月5日のM6.3の際にも紹介したが2016年になってから回数自体が増加しているという点が挙げられる。過去10年間に同震源で発生した有感地震の回数推移。2014年から明らかに増えている。

回数
2007年 1回
2008年 1回
2009年 2回
2010年 3回
2011年 3回
2012年 2回
2013年 2回
2014年 5回
2015年 4回
2016年 7回(10月20日まで)

そしてもう一つ知っておかねばならないのが2015年11月に海外メディアが「世界の危険な火山トップ10」リストを発表した際、その第1位となっていたのが硫黄島だという点だ。

同記事では「硫黄島が破局的に噴火するのは時間の問題」と指摘、大規模な噴火が起きれば25mもの津波を引き起こす可能性があり、日本の南側から中国の沿岸都市にかけて甚大な被害を及ぼしうる、と警鐘を鳴らしていたのである。

伊豆・小笠原方面での大地震発生を予測している専門家は複数に及んでいることからもこれが噴火として顕在化する可能性もないとはいえず、その意味からも硫黄島近海における地震発生には今後も注目しておく必要があると言えるだろう。
 


 



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