181201-01024時間以上有感地震なし

24時間以上有感地震ゼロが発生、08月下旬以来3ヶ月ぶり


 
2018年11月30日から12月01日にかけ、日本国内で24時間以上有感地震が発生しない状態が続いた。震度1以上が24時間以上起きなかったのは2018年08月下旬以来約3ヶ月ぶりであった。

25時間有感地震ゼロが3ヶ月ぶりに

これは11月30日15:06の長野県中部M2.1・震度1から12月01日16:21の宮城県沖M3.9・震度1まで約25時間有感地震が起きなかったというもの。

日本国内における有感地震発生数は直近の1週間、11月23~29日までの7日間に87回であった。この期間には焼岳周辺で多数の有感地震を観測したことから特に多かったが、それでも11月の週毎発生数は30~40回程度と1日あたり4~6回程度の有感地震が起きていたことになる。

11月02~08日 41回
11月09~15日 38回
11月16~22日 28回
11月23~29日 87回

有感地震発生のこうした頻度に照らせば24時間震度1以上が発生しなかった今回の空白が際立つが、同様の現象が前回記録されたのは08月23日~24日にかけての約26時間であったことから、約3ヶ月ぶりということになる。また2018年としては今回が12回目、2017年以降としては25回目であるため、24時間以上有感地震が発生しない現象は平均すると月1回程度は起きているということになる。
 

24時間地震ナシ事例のその後

有感地震が発生しなかったとは言え震度1未満の無感地震は起きているため今回の現象を何ら特別視する必要はないが、参考までに過去24時間以上有感地震が発生しなかった際のその後の地震について紹介しておくことにする。

2017年以降の24回中、24時間以上の空白を破る地震が発生してから1週間以内にM5以上の地震が起きていたのは23回。ほぼ全てのケースということになるが、気象庁の震度データベースに登録されている2017年1年間のM5以上地震は76回と週に1度以上の頻度で起きていることから当然とも言える。

次にこれまでの24回中、1週間以内にM6以上を記録していたのが5例。2017年09月の小笠原諸島西方沖M6.1や2018年01月の青森県東方沖M6.2、2018年07月の千葉県東方沖M6.0などが該当する。

また1週間以内に複数回のM5以上が起きていた例は24例中9例で、2017年06月や2017年09月、2018年04月には1週間以内に3回のM5以上が発生していた。

揺れの大きさでは1週間以内の震度4以上が24例中11回、震度5弱以上を記録していたのが7回で、1週間以内に震度5弱以上が2度起きていた事例もある。2017年06月に約26時間の空白を破った06月20日の豊後水道M5.0・震度5強と06月25日の長野県南部M5.7・震度5強や、約25時間の空白が破られた後に発生した2018年04月09日の島根県西部M5.8・震度5強と04月14日の根室半島南東沖M5.4・震度5弱である。

2017年以降最も空白が長かったのは2018年05月01日06:14~05月03日10:06までの約52時間で、この時は05月07日に岩手県内陸北部でM5.2・震度4が発生していた。
 
※画像は気象庁より。